比較

Macのストレージクリーナー、おすすめはどれ?(2026年版)

Macのストレージクリーナーとディスク分析ツールを2026年10月時点で公平に比較。価格、対応macOS、得意なこと、ファイルの削除方法をまとめました。

約8分で読めますMoreRoomチーム(Yando Pte. Ltd.)このページをMarkdownで見る

結論

誰にとっても一番というアプリはありません。GrandPerspective、OmniDiskSweeper、AppCleaner、DevCleaner for Xcodeといった無料ツールは単一の作業を得意とし、DaisyDiskは完成度の高い買い切りアプリ、CleanMyMacは最も幅広いスイートです。MoreRoomは、ストレージの中身を説明し、ゴミ箱を通して削除することに重点を置いています。

要点

  • まずは「システム設定」>「一般」>「ストレージ」から。標準で搭載され、無料で、基本的なことはこれで足ります。
  • 無料で視覚的なマップが欲しいならオープンソースのGrandPerspective、無料でサイズ順のリストが欲しいならOmniDiskSweeperで十分です。
  • DaisyDiskは2026年10月時点で、個人用Mac 5台までで1回限り$9.99。5秒のカウントダウンのあと、完全に削除します。
  • CleanMyMacは最も幅広い選択肢で、マルウェア対策や重複ファイル検索も備え、サブスクリプションまたは買い切りで販売されています。
  • MoreRoomは無料で使え、「システムデータ」と容量を大量に使う249種類の既知のデータを説明し、項目をまずゴミ箱に入れて、取り消すこともできます。
アプリ種類価格(2026年10月)向いている用途ファイルの削除方法
Appleのストレージ設定macOSに標準搭載無料最初の確認とApple自身のおすすめAppleのガイドには記載なし
MoreRoomストレージマネージャ無料。Proは年額$19.99または1回限り$39.99「システムデータ」、開発用とAIのストレージの把握まずゴミ箱へ、取り消し可能。各ツールの公式コマンドは「元に戻せない」と表示
CleanMyMacメンテナンススイートサブスクリプションまたは買い切り。「月額$3.33から」(MacPaw)。米国のMac App Storeで年額$39.99マルウェア対策や重複ファイルも含むオールインワンの手入れ確認したページには記載なし
DaisyDiskディスク分析ツール1回限り$9.99(個人用Mac 5台まで)買い切りで使える洗練されたビジュアルマップ5秒のカウントダウン後に完全に削除
GrandPerspectiveディスク分析ツール(オープンソース)無料。Mac App Storeでは$2.99スキャン結果を書き出せる無料のツリーマップゴミ箱に移動(設定で変更可能)
OmniDiskSweeperディスク分析ツール無料無料でシンプルなサイズ順のリストゴミ箱に移動
WizTree(WizTreeMac)ディスク分析ツール個人利用は無料。Supporter Codeは$25からWindowsですでにWizTreeを使っている人開発元のサイトには記載なし
DevCleaner for XcodeXcodeキャッシュのクリーナー(オープンソース)無料。任意のチップありスクリプトからも使えるXcode専用の整理記載なし
AppCleanerアプリのアンインストーラ無料(寄付歓迎)ドラッグ&ドロップによるシンプルなアンインストール開発元のサイトには記載なし
Pearcleanerアプリのアンインストーラ(ソース公開)無料多機能な無料アンインストーラ(プロジェクトは休止中)READMEには記載なし

価格と機能は各開発元が公開している情報に基づきます(2026年10月17日確認)。

最適なMacのストレージクリーナーは、目的によって異なります。何が大きいかを見たいだけなら、GrandPerspectiveやOmniDiskSweeperのような無料の分析ツールで十分です。買い切りで洗練されたマップが欲しいなら、DaisyDiskが定番です。メンテナンス、マルウェア対策、重複ファイルをひとつのアプリでまかないたいなら、CleanMyMacが最も幅広く対応しています。容量が「システムデータ」、開発ツール、ローカルAIモデルに消えていて、ゴミ箱に入れる前に各項目の説明を見たいなら、それこそMoreRoomが目指していることです。私たちはMoreRoomの開発元なので、その点を踏まえて読んでください。以下に記載したほかのアプリに関する事実はすべて、2026年10月時点の各開発元のサイトまたはMac App Storeの情報に基づいています。

まずはmacOSに備わっている機能から

何かをインストールする前に、「システム設定」>「一般」>「ストレージ」を開いてみましょう。Appleは「iCloudに保存」「ストレージを最適化」「ゴミ箱を自動的に空にする」(ゴミ箱に入れてから30日を過ぎた項目を消去)といったおすすめを表示し、各カテゴリの横にある情報ボタンからファイルを確認して削除できます。さらにAppleは、容量が必要になると、macOSが安全に削除できるキャッシュやログを消去すると説明しています。できないのは、「システムデータ」の中身を表示することです。Apple自身のガイドにも、このカテゴリの内容は管理できないと書かれています。詳しくはMacの「システムデータ」とは?とMacの空き容量を増やす方法をご覧ください。

各アプリの概要

MoreRoom(Yando Pte. Ltd.、macOS 15 Sequoia以降)はストレージマネージャです。無料版では、ディスクをスキャンしてツリーマップ、リング、リストで表示し、「システムデータ」を説明し、容量を大量に使う249種類の既知のデータを認識して「安全に削除可能」または「先に確認」のバッジを付けます。さらにストレージ天気、ゴースト容量、クラウドに残す、ディスクツール、アプリのアンインストーラも備えています。Pro(年額$19.99または1回限り$39.99、Mac 3台まで)では、コレクター、目標モード、プロジェクトの休止に加え、同一ファイルに領域を共有させ、2か月使っていないファイルを圧縮する「削除せずに解放」が使えます。重複ファイルの削除、マルウェアの削除、スナップショットの削除は行いません。

CleanMyMac(MacPaw、macOS 11以降)はメンテナンススイートです。All-in-OneプランにはSmart Care、Cleanup、Applications、My Clutter(重複ファイルと類似ファイル)、Performance、Protection(マルウェア)、Space Lens、Cloud Cleanupが含まれ、より安価なEssential TrioプランはCleanup、Applications、My Clutterをカバーします。サブスクリプションまたは買い切りで、7日間の無料トライアル付きで、MacPaw、Mac App Store、Setappから購入できます。

DaisyDisk(Software Ambience Corp.)は視覚的なディスク分析ツールで、個人用Mac 5台までで1回限り$9.99です。「システムデータ」の内訳を表示し、スナップショットを見つけて管理し、クラウドストレージのアカウントもスキャンできます。5秒のカウントダウンのあと、完全に削除します。

GrandPerspective(Erwin Bonsma、macOS 14以降)は無料でオープンソースのツリーマップビューアで、Mac App Storeでは$2.99で販売されています。スキャン結果を保存して書き出すことができ、削除した項目はゴミ箱に移動します。

OmniDiskSweeper(The Omni Group)は、ファイルを大きい順に並べる無料のリストで、ゴミ箱に入れたり開いたりするボタンがあります。

WizTree(Antibody Software)は、2026年9月16日にWizTreeMac 1.00としてMacに登場しました。macOS 12以降に対応しています。個人利用は無料で、商用利用にはSupporter Codeが必要です。価格は組織の規模に応じて、個人の$25からです。

DevCleaner for Xcode(One Minute Games、macOS 14以降)は、Xcodeのキャッシュ用の無料でオープンソースのクリーナーで、任意のチップとコマンドラインツールがあります。

AppCleaner(FreeMacSoft)は、ドラッグ&ドロップで使える無料のアンインストーラです。バージョン3.7はmacOS 15以降に対応し、それより前のシステム向けには旧バージョンがあります。

Pearcleanerは、macOS 13以降に対応した、多くの追加機能を持つ無料でソース公開のアンインストーラです。開発者は2025年末からプロジェクトを休止中としています。

目的別のおすすめ

標準機能ならAppleのストレージ設定

無料ですでにインストールされていて、多くの人にとってはこれで十分です。まずはここから始めましょう。

無料のビジュアルマップならGrandPerspective

オープンソースで活発に更新されており(2026年9月にバージョン3.8.1)、スキャン結果の保存と書き出しもできます。何を削除しても安全か自分で判断できるなら、無料ではこれに勝るものはなかなかありません。

無料のシンプルなリストならOmniDiskSweeper

ゴミ箱に入れるボタンと開くボタンが付いた、サイズ順のリスト。それ以上でも以下でもありません。

買い切りの分析ツールならDaisyDisk

$9.99で個人用Mac 5台まで使え、古いmacOSにも対応した、完成度の高い洗練されたマップです。削除は元に戻せないことを覚えておきましょう。

オールインワンのメンテナンススイートならCleanMyMac

マルウェア対策、重複ファイルの検索、パフォーマンスツールもひとつのサブスクリプションで使いたいなら、CleanMyMacはストレージよりはるかに広い範囲をカバーしています。

Xcode専用ならDevCleaner for Xcode

無料、オープンソースで、スクリプトからも使えます。問題がXcodeのキャッシュだけなら、ここから始めましょう。

無料のアンインストーラならAppCleaner

アプリをウインドウにドロップすれば、関連ファイルと一緒に削除できます。

Windowsからの乗り換えならWizTree

WindowsでWizTreeを使い慣れているなら、WizTreeMacで同じツールをmacOS 12以降で使えます。個人利用は無料です。

「システムデータ」や開発用ストレージの説明ならMoreRoom

大きなフォルダがそれぞれ何なのか、削除してもまた作られるのかを知り、ゴミ箱を通して取り消し可能な形で削除したい場合、あるいはxcrun simctl deleteやbrew cleanup --prune=allのように各ツールに公式なコマンドがあればそれを使って削除したい場合、MoreRoomはそのために設計されています。macOS 15 Sequoiaが必要です。

安全に選ぶために

  • 何を削除するのかを把握する。 大きいからといって安全とは限りません。アーカイブ、アプリのデータ、クラウドのフォルダは、サイズ以上に大切なことがよくあります。よくあるフォルダの説明はフォルダ解説をご覧ください。
  • ゴミ箱を使うツールを選ぶ。 やり直しのチャンスが残ります。ただし、容量が戻るのはゴミ箱を空にしたときです。
  • 公式コマンドがあるならそれを使う。 Docker、Homebrew、シミュレータ、パッケージマネージャは自分のファイルを管理しています。知らないところでフォルダを削除すると、混乱させてしまうことがあります。
  • 数字が食い違うのは想定内と考える。 Finder、ストレージ設定、ディスク分析ツールは、削除可能な領域、スナップショット、クローンの数え方がそれぞれ異なります。削除可能な領域とAPFSクローンをご覧ください。
  • バックアップを用意しておく。 どのツールを使うにしても、最新のTime Machineなどのバックアップがあれば、どんな失敗も取り戻せます。

詳しい比較は、CleanMyMac、DaisyDisk、GrandPerspective、OmniDiskSweeper、DevCleaner for Xcode、AppCleanerとの比較ページをご覧ください。

よくある質問

そもそもMacにストレージクリーナーは必要ですか?

必ずしも必要ではありません。macOSはキャッシュや削除可能な領域を自ら管理しており、基本的なことは「システム設定」>「一般」>「ストレージ」で足ります。大きなフォルダ、「システムデータ」、開発ツールの中身を確認したいときや、残りのファイルを安全に削除したいときには、他社製のツールが役立ちます。

Mac用の無料ディスク分析ツールでおすすめは?

好みの表示方法によります。GrandPerspectiveは無料でオープンソースのツリーマップ、OmniDiskSweeperは無料でサイズ順のリスト、WizTreeのMac版は個人利用なら無料です。MoreRoomの無料版は説明と「システムデータ」の内訳を加えていますが、macOS 15 Sequoiaが必要です。

ファイルを削除せずにゴミ箱に入れるアプリはどれですか?

各開発元によると、GrandPerspectiveとOmniDiskSweeperは項目をゴミ箱に移動し、MoreRoomは項目をまずゴミ箱に入れて取り消しもできます。DaisyDiskは、容量をすぐに取り戻せるよう、5秒のカウントダウンのあとで完全に削除します。

WizTreeはMacで使えますか?

はい。2026年9月16日から、WizTreeの開発元はmacOS 12以降、Apple siliconとIntelに対応したWizTreeMac 1.00を提供しています。個人利用は無料で、Supporter CodeはWindowsとMacの両方で使えます。

Macのクリーナーを使っても安全ですか?

問題の多くは、何かわからないまま削除することから起こります。項目を説明してくれるツール、ゴミ箱を使うツール、各ツールの公式な整理コマンドを呼び出すツールを選び、最新のバックアップを用意しておきましょう。

Xcodeや開発用のキャッシュに最適なのはどれですか?

Xcodeだけなら、無料で特化したDevCleaner for Xcodeが選択肢です。MoreRoomは、Xcodeに加えてシミュレータ、Docker、パッケージマネージャ、ローカルAIモデルにも対応しています。

出典